皆さん、こんにちは。

茨城県守谷市の梶岡博樹です。

皆さんは、正社員と聞いて何をイメージしますか?

働き方改革で、その定義は変わりつつありますが、

一つの見方として、正社員は成果で働く人という解釈があります。

つまりは、時間ではなく、成果で働く社員ということです。

逆に、成果ではなく、時間で働く無期雇用の社員のことを限定正社員と呼ばれております。

ざっくりとしたイメージとしては、成果で時間に制限なく働く人と、成果に関係なく、時間で収入を得るワークライフバランス派とに分かれると説明が可能かと思われます。

働き方改革関連法案で、同一労働同一賃金の例外として、『転勤』という項目があります。
つまりは、転勤の義務の有無で賃金に差をつけても問題ないということであります。

会社に転勤を命じられて、家族と共に転居したり、家族を残して単身赴任したりというのは、責任は相当重いものです。

そこが、正社員と限定正社員の違いとも言えるかと思います。

そこが、責任の重さと言い換えることが可能です。

また、成果に対しての責任の有無も、同一労働同一賃金の対象外とも言われております。

どういったことかというと、失敗した時に、給与の査定に際しての影響の有無が責任の範囲の違いということで、同一の業務でも賃金に差があっても問題ないということであります。

例えば、営業マンが営業成績によって給与に差がある社員と、営業成績に関係なく固定給では、同一の業務内容でも差をつけても問題ないということです。

政府の進めている働き方改革では、責任の範囲というものが、重要なファクターであると言えます。

それでは今日はこの辺で。

梶岡博樹