皆さん、こんにちは。

茨城県守谷市の梶岡博樹です。

今日は、本当に寒いですね。

先週は夏日があったので、急な気温の変化で風邪など召されないようにお気を付けください。

さて、今日は懐かしい言葉の『フリーター』について記事を書いてみたいと思います。

『フリーター』という言葉を聞いて、定義を説明できる人は少ないのではないでしょうか?

なんとなくのイメージは持っていたとしても、はっきりと説明するのは難しいものです。

『フリーター』とは『フリー』『アルバイター』との造語であります。

バブル期の好景気で就職の売り手市場の際に、自由な働き方が受け入れられ、短期的な就業と離職を繰り返し、趣味などに打ち込むライフスタイルが注目されたのがフリーターではないでしょうか?

バブルがはじけて、就職氷河期に入ると、今度は、正社員としての就職が難しい場合の代替手段として、フリーターを選択する人が増加しました。

政府のフリーターの定義としましては、15歳から34歳の年代で、アルバイトやパートタイマーで就業している人、またはアルバイトやパートタイマーの職を探している人としております。

フリーターには大きく分けると3類型あり、①ドリーマー(夢追求)型②やむを得ず型③モラトリアム型となります。

①ドリーマー(夢追求)型は、趣味や資格や留学資金等のために、フリーターを選択する層です。

②やむを得ず型は、希望の職種に就職ができない場合に、フリーターを選択する方です。

③モラトリアム型とは、年齢的には、社会人ですが、社会に適応するのが苦手で、フリーターを選択する方です。

梶岡博樹のような人材派遣会社の経営者の立場では、②と③の方を正社員になるお手伝いをするのが、社会貢献に繋がると考えております。

②のやむを得ず型の方が、仮に経験不足やスキル不足で希望の職種に就けない場合には、派遣会社のキャリアアップやOJTが有効かと思います。

また、③のモラトリアム型の方の中には、独りでは休みがちになってしまう方もおられます。その場合には、人材派遣会社の担当の管理者が、伴走的に就業をサポートすることが有効だと考えます。

ポテンシャルワーカーが活躍できるように派遣会社がサポートすることで、日本の人手不足解消の一助になることが、派遣のイメージや派遣自体の評判を良くし、派遣が世間でより認知される存在になるのではないかと考えます。

それでは、今日はこのへんで。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

梶岡博樹