先日は、人材派遣の概要について解説しました。

今回は人材紹介について解説したいと思います。

人材紹介の制度を使われた方は、人材紹介のことをエージェントを使うと言います。

いわゆる転職エージェントです。

梶岡博樹の会社も人材紹介を行っていて、コンサルタントが日々、スカウトメールを送信し、都内近郊の企業からの依頼に応えています。

どうしても、茨城県ですと、本社機能が都内にある場合があるので、人材紹介の場合は都内がフィールドとなります。

現在も丸の内エリアの人事部長のポジション向けの面談を当社のコンサルタントがおこなっています。

人材紹介と人材派遣の最大の違いは、雇用形態です。

人材派遣の場合は、就業場所と雇用主が異なりますが、人材紹介の場合は、直接雇用ですので、就業場所と雇用主が一致します。

すなわち、転職エージェントは、依頼主の企業に、正社員や契約社員を紹介し、企業が雇用するという形態が人材紹介です。

逆に、人材派遣は、派遣会社が、依頼主の企業に人材を紹介しますが、派遣と言う形で、雇用主は派遣会社で、指揮命令系統だけが、依頼主の企業にある形態をいいます。

3ヵ月等の有期の契約更新を繰り返す派遣ではなく、人材紹介を使う企業は、継続して長期的なキャリア形成を望んでいる企業にあてはまります。
例えば、人事部長が3ヵ月おきにコロコロ顔が変わってしまっては、企業として成り立ちません。

逆に派遣は、有期で働きたい人にとっては、ありがたい制度でもあります。

今回は、人材紹介と人材派遣の違いの概要について説明しました。

次回以降に、派遣のメリットについて解説したいと思います。

それでは今日はこの辺で。

梶岡博樹